2017/07/09

「楽観注意指数」

楽観注意指数はノーベル賞学者のロバート・シラー氏が作成している
景気循環調整後のPERを、S&P500種株価指数の予想変動率を
示すVIXの値で割ったものだ。

シラーPERは過去10年の企業利益の平均に物価変動などを考慮して
求めた実質的な利益から、長期的な株価水準を判断する。
最近は割高のメドとされる25倍を大きく上回る30倍前後だ。

楽観注意指数はシラーPERが高くVIXが小さいほど高くなる。
最近は過去20年で最高水準で、ITバブル期や金融危機前を上回る。

米国の戦後の景気回復の平均は5年弱だが、今回はすでに9年目。
様々な経済指標が市場予想を下回るほど低くなるシティグループの
エコノミック・サプライズ指数は、一時プラス60弱まで大きく
上がったがその後急速に下落、6月30日時点でマイナス73だった。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

様々な指標が米株価水準の高さに注意を促している。
米株価の高さも問題だが、長く上昇し続けているのも問題だ。
今回の世界的な株価上昇は、米・EU・日本の中央銀行の力技の
要素が大きく、米・EUの出口戦略による影響を注意深く見守りたい。
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