2017/04/09

日本経済2つのシナリオ

日本経済を景気循環の観点から見ると、ゼロインフレの下で労働需給や
企業収益などの経済指標は非常に順調で、理想的な状況に近い。

政府・日銀と日本経済のマクロバランスにとって理想的なシナリオは、
2%のインフレ目標が達成できず、ごく低い物価上昇が続くことだ。
そうすれば日銀はゼロ金利を継続でき、徐々に量的緩和を弱めることで
バランスシート拡大に歯止めをかけ、縮小へと巻き戻せる。

これに対し、2%のインフレ目標が急速に達成されれば、むしろ危険な
状態が引き起こされる。
2%インフレの下では、短期金利で最低1%、長期金利で2%以上に
まで金利を早急に引き上げないと、景気過熱のリスクが高まる。

長引いた超低金利の後の金利上昇は様々な問題を発生させる。
家計部門にとって、変動金利住宅ローンの返済負担が大きな
リスク要因になる。
金利が大幅に上昇した場合、約定通りに返済を行っても満期に未払い
利息が残る。その一括返済を求められる事態が想定される。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

政府・日銀は2%のインフレになれば好景気になると思っているよう
だが、実際はインフレで不景気になる可能性が高いと予想している。
その予想を基にゴールド関連投資を続けている。
今回、日経新聞で2%インフレの危険性が報じられたが、ネットでは
以前から報じられており、少し遅い気もする。
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