2016/10/09

海外勢の日本株離れ

海外勢は1月から9月第3週(20~23日)までに累計で
5兆9982億円を売り越した。
1~9月としては1982年以来最大規模になりそうだ。
これまで最多だったのは87年1~9月(4兆1千億円)。
同年10月にはブラック・マンデーが起き、年間の売越額は7兆円を超えた。

海外勢が弱気になったのは、企業業績への不安があるためだ。
昨年末は1ドル=120円台だった円相場は1ドル100円台まで上昇。
輸出関連企業には業績下方修正の懸念がある。

アベノミクスの一つである成長戦略が具体化しない事への失望も広がる。
12年秋から15年夏までに海外勢は累計20兆円を買い越した。
その後は売りが優勢で、4割程度を吐き出したことになる。

海外勢の売り圧力とは裏腹に日経平均は1万6000円台後半で推移する。
相場が底堅いのは、日銀がETFの買いを通じて支えているとの見方が多い。
日銀は7月末、ETFの買い入れ額を年6兆円に倍増した。
8月以降勢いを増した海外勢の売りを日銀が吸収している構図になる。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

海外勢の売りを日銀が買い支える構図は不健全であり、将来の不安要素
にもなる気がする。
日銀が日本株大量購入、日本国債の大量購入、マイナス金利などの
劇薬をいつまで投与するつもりだろう。
長く続ければ続けるほど、その副作用は深刻なものになると思われる。
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