2016/09/18

米国株の不安と希望

過去の失業率と株価(ともに3か月移動平均)の関係をグラフで見ると、
失業率の低下傾向が止まって反転すると、後に米株価が下落している。
8月の移動平均は7月よりわずかに悪化した。
この傾向が続くようだと、米景気後退と株価下落に対する警戒を
強める必要がある。

米景気拡大期の戦後の平均は5年弱。
前回の景気の谷は2009年6月だったので景気拡大はすでに8年目。
循環的にはいつ景気後退に入ってもおかしくない。

ロバート・シラー教授が考案したCAPEレシオは27倍。
リーマン・ショック前の07年に近い。
ニッセイ基礎研究所の井出氏は「割高の基準とされる25倍を超えると、
下落リスクが高まる」と指摘する。

一方、米国の長短金利差は過熱も冷え込みもない適温相場が続くとの
希望を示す。
過去の米景気後退は、利上げが数年続いて長短金利差がマイナスに
なってから起きてきた。
長短金利差はまだ1%強のプラス圏にある。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

米国株の先行きにプラスとマイナスの両面があるようだが、上記の内容を
よく考えると、プラス面の消滅は時間の問題な気もする。
株式相場の転換点が近づいているのかも知れない。
今後も注意深く、相場環境を見て行く必要がありそうだ。
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