2016/08/14

安全資産が「不良債券」に(備忘録)

7月15日に国債入札で落札義務を負う「プライマリー・ディ―ラー(PD)」
資格を返上した三菱東京UFJ銀行。
実は行内でシミュレーションを進めていた。
「仮に国債の金利変動リスクを自己資本に反映させたらどうなるか」
結果は衝撃的だった。「どのモデルを使って計算しても、国債金利が
一律2%上がると自己資本比率は5%程度下がる」
当時の自己資本の三分の一を吹き飛ばす破壊力だ。

これまで銀行は自己資本比率を計算する際、日本国債のリスクを
事実上「ゼロ」と扱ってきた。
だが「安全神話」は音を立てて崩れている。
日銀がマイナス金利政策を導入し、今は持っているだけで損する。

2年後の18年にはさらに大きな変化が訪れる。
バーゼル銀行監督委員会が国債を含む金利変動リスクを厳しく見積もる
規制を導入するのだ。
金利の上昇にどこまで耐えられるかを試すストレステストも義務付ける。
3メガバンクがこの3年で、50兆円を超える保有国債を日銀に売った最大の
理由は、金利上昇による国債暴落への備えだ。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

いずれ日本国債が不良債券化する時が来る可能性を否定できない。
その時の為の備えを歴史に学び、十分にしておくべきだろう。
十分に備えていれば、ピンチをチャンスに変える事も可能だと思う。
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