2017/04/30

日本の「都市鉱山」

日本の都市鉱山に眠る金は6800トンと世界の埋蔵量の約16%、
銀は約6万トンで約22%にあたる量が存在。
国別の埋蔵量としてはともに世界一だ。
銅も約8%にあたる3800万トンが存在し、2位につけている。
都市鉱山の埋蔵量からみると日本は世界有数の資源国と言える。

日本の都市鉱山には世界需要の数年分の金属が存在する。
金・・・2.7年分          銀・・・3.1年分
銅・・・2.5年分          白金族・・・5.7年分
リチウム・・・7.4年分      コバルト・・・2.3年分
タンタル・・・3.5年分      ニッケル・・・1.1年分
タングステン・・・0.8年分    レアアース…2.5年分

     (日本経済新聞より一部抜粋)

日本の都市鉱山については知っていたが、これほど多くの量が眠って
いるとは思わなかった。
世界需要の数年分と言う事は、日本需要の何年分になるのだろう?
無駄に家電や携帯電話などを消費していると思っていたが、リサイクル
を確立すれば、無駄ではなくなりそうだ。
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2017/04/23

金とプラチナの価格差

金とプラチナ(白金)の価格差が4月に入って急速に広がっている。
2016年末で200ドル台だった差は、4月中旬現在、310ドル
前後まで拡大した。
地政学リスクの高まりで、投機筋が金投資を増やしているためだ。

国際指標となるニューヨーク市場の金先物相場の18日時点の終値で
1トロイオンス1291.7ドルと約5か月ぶりの高値にある。
一方、同市場のプラチナ先物の終値は975.8ドル。
両者の差は315.9ドルとなった。

プラチナの供給量は金の約20分の1で、希少性の高さからプラチナ
価格が金価格を上回るのが通例だった。
15年初めから金がプラチナより高い状態が続いている。
マーケット・アナリストの豊島氏は「英国のEU離脱やトランプ政権誕生
など番狂わせの国際情勢が続き、ファンドの金の投資需要が膨らんだ
ため」と説明する。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

プラチナは貴金属でしかないが、金は世界通貨としての価値もある。
世界中の中央銀行が金を備蓄しているが、プラチナは備蓄していない。
今後さらに価格差は広がって行くと予想している。
プラチナは投資対象として考えないほうが良いだろう。
2017/04/16

金(ゴールド)で決済

買い物の支払いは金(ゴールド)で、そんなカードが6月に英国で
誕生し、来年にも日本に上陸する。
ロンドンに本社を置くグリント社がマスターカードと組んで、即時決済
するデビットカードを発行する。
顧客は金を購入、預託し、カードの使用代金分の金を売却してもらい、
支払いに充てる。
銀行が介在しない新しい決済手段のカードとして注目されそうだ。

グリントのデビットカードは、金に通貨と同じ役割を持たせた新しい
仕組みのカードだ。
顧客はまずグリントで金を購入し、デビットカードを受け取る。
買い物や飲食にこのカードを使用すると、代金に相当する分だけの
金をグリントが売却し、支払いに充てる。
金価格が上昇すれば、その分、多く買い物ができる。

当初対応する通貨は米ドル、英ポンド、ユーロ、スイスフラン。
来年以降、日本円、香港ドルなどに広げる。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

とても興味深い決済システムだが、利用するには幾つかの問題を
クリアする必要がありそうだ。
1つは、グリント社の信用度と安全度で、もし倒産した場合の補償。
また、金価格が上昇して行くという予想のもとでないと利用しにくい。
さらに預託した金は現金に変えられるかなど、チェックが必要だ。
メリットとデメリットなど、注意深く調べたいと思っている。
2017/04/09

日本経済2つのシナリオ

日本経済を景気循環の観点から見ると、ゼロインフレの下で労働需給や
企業収益などの経済指標は非常に順調で、理想的な状況に近い。

政府・日銀と日本経済のマクロバランスにとって理想的なシナリオは、
2%のインフレ目標が達成できず、ごく低い物価上昇が続くことだ。
そうすれば日銀はゼロ金利を継続でき、徐々に量的緩和を弱めることで
バランスシート拡大に歯止めをかけ、縮小へと巻き戻せる。

これに対し、2%のインフレ目標が急速に達成されれば、むしろ危険な
状態が引き起こされる。
2%インフレの下では、短期金利で最低1%、長期金利で2%以上に
まで金利を早急に引き上げないと、景気過熱のリスクが高まる。

長引いた超低金利の後の金利上昇は様々な問題を発生させる。
家計部門にとって、変動金利住宅ローンの返済負担が大きな
リスク要因になる。
金利が大幅に上昇した場合、約定通りに返済を行っても満期に未払い
利息が残る。その一括返済を求められる事態が想定される。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

政府・日銀は2%のインフレになれば好景気になると思っているよう
だが、実際はインフレで不景気になる可能性が高いと予想している。
その予想を基にゴールド関連投資を続けている。
今回、日経新聞で2%インフレの危険性が報じられたが、ネットでは
以前から報じられており、少し遅い気もする。
2017/04/02

金持ち企業の配分

慎重姿勢を強める投資家の注目する指標の一つが「総資産に対する
手元流動性比率」。高いほどキャッシュリッチ企業だ。

   キャッシュリッチ企業の株価は上昇している
           総資産に占める      株価上昇率
          手元流動性の比率       (%)
日セラ         58%          22.9
フューチャー      51%          21.2
ファナック       55%          15.8
ホシデン        51&          14.3
アイコム        56%          14.1
フルキャスト      52%          14.1
兼松エレク       54%          13.7
図研          50%          13.7
キーエンス       64%          11.9
日経平均         ー            0.4
(注)比率は直近決算ベース。株価上昇率は昨年末比

     (日本経済新聞より一部抜粋)

キャッシュリッチ企業が人気になるのは分かる気がする。
イギリスのEU離脱やトランプ政権誕生など、先行きの見通しが難しい
ゆえに、キャッシュへの関心が高くなるのだろう。
昨年後半からの投資環境は、とても読みづらく難しい。