2016/06/26

金、上昇長期化の可能性

英国のEU離脱の方針が決まった24日、国内外で金先物価格が上昇した。
混乱を懸念した「リスクオフ」の資金が流入。
弾みがつきそうな各国の反EU派の動きや、米国の利上げ先送りも影響し、
金値上がりは長期化する可能性がある。

NY市場では時間外取引で一時1トロイオンス1360ドル台に上昇。
前日からの上げ幅は100ドルに迫った。

日本や欧州のマイナス金利は、金利を生まない金という投資商品の
デメリットを弱める。
世界最大の「SPDRゴールド・シェア」の金保有残高は2年9か月ぶりの高水準。
大口保有リストをみると、1~3月に残高を増やした金融機関は26社。
減らしたのは6社だ。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

金相場が1900ドル前後を付けてから下落、調整局面に入っていた環境が
少し変化してきた感じがする。
まだ確信は持てないが、新たな上昇が始まる可能性が出てきたようだ。
イギリスのEU離脱に次いで、もう一つ何かのショックが必要かも知れない。
いずれにしても今まで通り待つしかない。
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2016/06/19

金とプラチナ価格差拡大

貴金属の金と白金(プラチナ)の価格差が再び開いてきた。
英国のEU離脱懸念などで金融市場のリスク回避姿勢が強まり、
金価格が上昇している。
一方でプラチナは工業用需要の鈍化観測から上値が重い。

NY市場の金先物は1トロイオンス1280ドルを上回る水準で推移する。
今月に入り6%強値上がり、約4週間ぶりの高値圏にある。
プラチナは同990ドル前後と、この1週間で約2%下がった。
金とプラチナの価格差は290ドル程度とこの1か月で3割超広がった。

急速な円高で円建てのプラチナ小売価格(税込み)は1グラム3770円台と
1か月で7%ほど下がり、金より約1000円安い。
貴金属店では「割安感からプラチナは前年の倍以上のペースで売れている」
(田中貴金属工業)という。
本来、プラチナは金より生産量が少なく高価だが、相場の逆転現象が
1年半近く続いている。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

日本ではプラチナがよく売れているが、プラチナへの投資はお勧めできない。
金よりプラチナが高いのが当然だった頃の感覚から買っていると思われるが、
リーマンショック後、金の重要性が格段に上がっている。
世界中の中央銀行が金備蓄を続けている事から、貴金属という側面だけでなく、
世界通貨としての価値も金にはあるが、プラチナは貴金属でしかない。
2016/06/12

金ETFへマネー流入続く

現物の金を証券化した上場投資信託(ETF)への資金流入が続いている。
中長期の分散投資の受け皿となり、金相場を下支えしている。

世界最大のドル建て金ETF「SPDRゴールド・シェア」の金保有残高は
8日時点で約881トン。
年初に比べ37%多く、2年8か月ぶりの高水準だ。
ETF残高の増減は金の値動きに連動する傾向が強い。

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズのETF営業部長は
「運用難に直面した機関投資家が、保険として金ETFに資金を分散させて
いる」と分析する。
日銀や欧州のマイナス金利政策を受け、利回りの低下した国債の保有リスク
が高まっていることが大きいという。

日本では円建て金のETF「金の果実」に「地方銀行の資金流入が目立つ」
(三菱UFJ信託銀行の戦略企画部長)
同ETFの純資産残高は約450億円と1年前に比べ約2割増えた。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

日・欧のマイナス金利の悪影響が徐々に出てきているようだ。
現時点で約10兆ドル(約1000兆円)の世界の国債の金利がマイナスに
なっている事から、金への資金流入は今後も続く可能性がある。
マイナス金利の副作用が本格化するのは、これからかも知れない。
2016/06/05

ヘッジファンドから資金流出

一時は全世界で約3兆ドル(約330兆円)にまで増えたヘッジファンドの
運用資産が、減少に転じている。

世界のヘッジファンドは、2015年10~12月期に差し引き15億ドルが
流出した。
さらに16年1~3月期も150億ドルが純流出した。
7年弱ぶりに2四半期以上続けて資金が流出したことになる。

資金流出の根本的な理由は、新興国経済の変調で株式や通貨が乱高下し、
良い運用成績があげられなかったことだ。
運用低迷により「管理手数料として残高の1~2%、成功報酬とし運用益の
20%」という手数料体系も不透明で割高と批判され、投資家の解約が
増えたとみられる。

「アクティビスト」とに分類されるファンドからの資金流出が目立つ。
日本では「物言う株主」と呼ばれる。
今年1~3月の純流出額は43億ドルと全体の3割弱を占めた。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

ヘッジファンドは運用成績が高かった為に、高コストでも人気があった。
運用成績が悪くなれば、解約が続出するのも仕方ないと思われる。
問題は解約された資金が、どこへ向かうかだろう?
出来ればゴールド関連に向かってほしいが、どうなるか分からない。