2016/04/24

日本株大量売り越し

海外投資家の地域別売買動向(全国市場ベース)によると、欧州勢は
2016年1~3月期に3兆6218億円の売り越しとなり、四半期の
売り越し額としては過去10年間で最大だった。
欧州経由で流入していた中東産油国の投資資金の引き上げが
主な理由とみられる。

全地域で売り越しとなったが、欧州勢の売り越しは北米(5788億円)や
アジア(5115億円)に比べて突出して大きかった。
海外勢全体では1~3月期に日本株を4兆7741億円売り越した。

中東の投資家は欧州経由で売買注文を出したり、欧州の金融機関に
運用を委託していることが多いとされる。
市場では「産油国は年初から原油価格の下落による財政悪化を受けて、
現物資産の圧縮を急いだようだ」との見方が多い。

原油価格には底入れの兆しも出ているが、オイルマネーの再流入を
期待する声は少ない。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

オイルマネーだけでなく、欧米やアジアから日本株への投資がさらに
減少して行く可能性もありそうだ。
今年に入り、株式市場を取り巻く環境が悪くなっている気がする。
最近は堅調だが、いつまで続くか分からない。
嵐の前の静けさという予感もしている。
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2016/04/17

金地金販売増加

田中貴金属工業は14日、1~3月の資産用地金の売買実績を発表した。
金地金の販売量は8192キログラムと前年同期より35%増えた。
日銀のマイナス金利導入で債券の利回りが低下。
金利が付かない金が運用対象として見直された。

昨年から今年初めにかけて価格が大きく下がり、値ごろ感が強まった
ことも販売増につながった。
買い取り量は6239キログラムにとどまった。
プラチナの販売量は4945キログラムと前年同委の2.7倍に膨らんだ。

中国経済の減速などを背景に、産業用需要の多いプラチナの国際価格が低迷。
本来プラチナより安価な金相場を大幅に下回り、割安感から人気を集めた。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

今年に入り、金地金がまた売れだしたようだが、金を全く保有していない
のであれば、少しは持っていたほうが良いと思う。
金を持つリスクより、金を持たないリスクの方が遥かに大きいと考えている。
また、プラチナも売れているようだが、プラチナは日本独自の人気商品と
言ってもよく、投資対象としてお勧めできない。
2016/04/10

強いドルのトレンドはほぼ終了

ドルの3年にわたる上昇局面は終わりに近づいていると、PIMCOの欧州
外国為替責任者のトマス・クレッシン氏は指摘した。
強いドルは世界経済の利益にならないと各国中央銀行が認識している
ことが背景にある。

クレッシン氏はブルームバーグのFX16会議で「ここ数年にわたる強いドルの
トレンドは終わりを迎えた」と述べ、「ドルはユーロと円に対して幅広いレンジ
で推移する可能性が高く、これ以上大きく上昇することはない」と予想した。

同氏は20か国・地域(G20)会合を受けて欧州中央銀行(ECB)と日本銀行が
通貨安を誘導する可能性は低いと指摘。
G20では金利引き下げや金融政策による競争を抑制することで各国当局が
一致したようだと付け加えた。

さらに、米金融当局は「インフレ率が目標の2%を上回ることもいとわない
姿勢」である一方、「日本ではマイナス金利政策が裏目に出ている。政策
リターンの縮小と市場の信頼性の低下という問題につかれた投資家に対処
する、政策リスクのかつてない高まりに直面している」と分析した。

     (ブルームバーグより一部抜粋)

ピムコはドル安円高を予想しているようだが、最近の為替状況はその予想
通りに動いている。
日銀は失敗したと言われているマイナス金利政策をどうするのだろう?
引き際を間違えると大きなツケを払うことになる。
2016/04/03

ヘッジファンド長期低迷

株式ヘッジファンドの運用成績の低迷が長引いている。
閉鎖も相次ぎ、ほかのヘッジファンドを含めた総数は15年の通年で、
09年以来の純減となった。

世界の株式ヘッジファンドの運用成績は16年1~2月がマイナス5.35%。
米株式相場のS&P500種株価指数を下回った。
年間で市場平均を上回る運用成績を最後に達成したのは08年。
割高な銘柄への空売りやオプションを駆使して損失を抑えた。
だが、09年以降は7年にわたり、市場平均を下回る苦しい展開だ。

「みんなが同じ銘柄で損失を抱え、さらに損切りすることで互いの運用成績を
一段と傷つけ合う状況になった」と大手ヘッジファンドの運用者は語る。
ノーバス・パートナーズによると、ヘッジファンドの投資が多い銘柄の値動きの
推移を表す指数は、15年7月から16年2月までで45%下落した。

世界のヘッジファンドの数は15年末で8454。
15年に閉鎖したファンドは979だった。
閉鎖した数が開設した数(968)を上回ったのは09年以来だ。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

09年からヘッジファンドの低迷が続いているようだが、昨年から今年にかけて
新たな大きな成績不振になっている。
QEによって上昇してきた相場の転換点が来ているのかも知れない。
今年から来年にかけて、はっきりしてくる気もするが、どうなのだろう?
いずれにしても要注意段階にきているようだ。