2015/11/29

手数料ゼロの証券会社(アメリカ)

米国の証券業界ではここにきて、手数料をまったく徴収しないでオンライン取引を
行うことが可能な新しいオンライン証券会社が登場し、新しい流れを形成しつつある。
それがRobinhood(ロビンフッド)となる。

ロビンフッドとはオンライン証券会社の名前で、この証券会社の特徴は、手数料が
完全にゼロで取引を行うことが可能なところにある。
ロビンフッドの場合、信用取引を行う際に発生する金利(日歩)と、全体としての
顧客の預かり資産で生じる金利から利益を上げている。

従来型の証券会社のような大きな利益は見込めない為、広告宣伝、電話でのサポート、
投資情報などは一切提供せず、コストを徹底的に絞り込むことによって、少ない
金利だけでも利益を上げられるようなビジネスモデルの構築を進めている。

     (ビジネスニュースラインより一部抜粋)

日本でもネット証券の登場で手数料が格安になってきているが、手数料ゼロは驚きだ。
ロビンフッドの日本版は登場するだろうか?
登場してくれると個人的には有り難いが、多くの日本人投資家にとって電話サポートや
投資情報がないという点がネックなるかも知れない。
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2015/11/22

中国経済の影響力

中国の景気減速は既に世界中に影響を及ぼしつつあり、商品相場を押し下げ、
貿易相手国・地域の重しとなっている。
しかもそれは、中国経済がなお7%前後の成長を遂げている間に起きている。
ハードランディング・シナリオでは何が起きるのか、想像してみてほしい。

中国経済は過去30年にわたって拡大基調にあり、現在では世界の国内総生産
(GDP)の11%、世界貿易の10%を占めるまでになった。
資源分野での存在感はさらに大きく、世界の石油の11%、その他主要商品の
40-70%が中国の需要だとオックスフォード・エコノミクスは指摘する。
中国の金融システムは巨大で、広義のマネーサプライは米国を上回り、
世界全体の20%余りとなった。

     (ブルームバーグより一部抜粋)

上記の数値から、改めて中国経済の世界に与える影響の大きさに驚いた。
ただ、中国の借金余力などを考えると、ハードランディングになる可能性は低い気もする。
また余談になるが、イギリスが習主席に対して過剰なほどの接待をした理由もうなずける。
今後、イギリスを皮切りに欧州各国が中国詣でを始めるかも知れない。
2015/11/15

金の世界需要8%増

金の調査機関、ワールド・ゴールド・カウンシルは、7~9月の世界の金需要が
1121トンだったと公表した。
前年同期比8%増と、3四半期ぶりに前年実績を上回った。
先物市場で安値になったため、地金やコインなど個人投資家向けの現物需要が
盛り上がった。

地金など投資分野の需要は296トンで前年同期比27%増えた。
中国(香港を除く)は70%増の52トン。
米国の投資需要は3倍の33トンに膨らんだ。

宝飾分野の全体の需要量は631トンで、前年同期比6%増だった。
中央銀行による需要は175トンで、過去最高だった前年同期に次ぐ水準だ。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

金価格が低迷しているが、安値圏では着実に買いがあるようだ。
金価格の先行きを考えると、良い傾向のように思える。
余談になるが、昨年の夏ごろから日本の暴力団による金密輸が急増、香港経由が
60%で700キロ、30億円相当が没収された。
消費税引き上げがきっかけになったようだ。
2015/11/08

「空売り王」の正体

2日の東京市場では日本板硝子が続落し、2日間の下げは9%に達した。
英領ケイマン籍のファンド「OXAM  QUANT FUND」が空売りを増やしていたのだ。

空売りは残高が発行済み株式数の0.5%を超えると公表しなければならない。
OXAMの板硝子株の空売り残高比率は、10月29日に1.54%だったが
30日に1、74%に上昇した。
OXAMの空売り残高の公表銘柄数は、11月2日分で83と1ファンドで全体の
3割弱を占め、さしずめ「空売り王」の様相だ。

OXAMを知る関係者は「数学者やエンジニアの集まり」と解説する。
英オックスフォード大出身者を中心に70人超を抱え、うち7人は国際数学
オリンピックのメダリストという。
金利や商品、経済指標と株価の相関や、企業業績や財務、投資指標を数学や
コンピューターを駆使して解析し、銘柄を選ぶ。
同じ業種内で売りと買いの量を均衡にし、銘柄間の値動き格差で稼ぐ。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

上記のファンドは中小型株への空売りが多いようだ。
本来空売りは、リスクの大きさを考えると大型株のほうが良いとされているが、
自信があるのだろう。
また、買いも同時に行っている事から、複雑な計算を基に行われているのかも知れない。
2015/11/01

株価、決算で明暗

企業の決算発表が本格化するなか、株式市場では業績の良しあしで選別投資する
動きが強まっている。

  発表日     社名     通期の純利益予想     株価騰落率
  29日     塩野義       上方修正*      3.1% 
  28日     オークマ      上方修正*      9.2%
  27日     東ェレク      上方修正       6.6%
          ファナック     上方修正*      4.7%
          NSSOL       上方修正*      3.1% 

  28日     スタンレー     下方修正      -14.1%
          三井金       下方修正       -8.3%
  27日     日立金       下方修正      -12.4%
          オムロン      下方修正**     -6.8%
          日立建機      下方修正       -4.5%
(注)*は増配、**は減配を示す、株価騰落率は決算発表の翌営業日。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

株価騰落率3%以下の銘柄は省略した。
決算の上方・下方修正で思いのほか、大きく株価が動いたようだ。
株投資の基本である業績に改めて注目が集まっているのかも知れない。
いずれにしても日経平均19000円が一つの節目になると思っている。