2015/08/30

日銀の保有国債が300兆円

日銀の国債保有残高が初めて300兆円を突破した。
市場に流通している国債のうち、日銀が保有する比率は3割に達したもようだ。
債券市場での取引の厚みが損なわれると、長期金利が乱高下しやすくなる
リスクもはらむ。

日銀が発表した20日時点の国債保有額は301兆9144億円で、このうち
8割強を長期国債が占めた。
国債保有額とGDPとの対比でみると、2013年4月の金融緩和政策の導入時は
3割弱だったが、足元で6割に達した。
2割前後の欧米中央銀行に比べて突出している。

日銀は長期国債の保有残額が年80兆円のペースで増えるよう、市場から
買い入れている。
モルガン・スタンレーMUFG証券の末沢氏は「18年末には日銀の保有比率が
5割を超えて、保有額もGDPを上回る可能性がある。経済成長と両立した
財政再建の重要性が増している」と指摘する。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

現時点で欧米中央銀行の3倍の国債保有額になっているが、日銀はさらに
多額の国債を買い続けようとしているのは、あまりに異常な気がする。
出口戦略の事を考えているのだろうか?
アベノミクスのツケは、想像以上に悲惨なものになるかも知れない。
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2015/08/23

揺らぐ米国株

4年にわたって比較的落ち着いていた米国株に、かつてのようなボラティリティ
(変動性)が戻る兆しが表れつつある。

米S&P500種株価指数は今週5.8%下落。
5月に付けた最高値からの下げ率は7.5%となった。
それまではボラティリティが低い状態が8か月間続き、米国株式市場では
ほとんど前例のないことだった。

ギリシャ債務問題をめぐる欧州株が下げ局面にあった5月21日、S&P500種は
過去最高値を付けた。
中国による8月11日の人民元切り下げで新興国株が軒並み下落した週にも、
S&P500種は0.7%上昇していた。

しかしそれは過去のことだ。今や売り圧力は米国株市場にも波及。
小型株やバイオ関連株が調整局面に入り、半導体株は弱気相場入りをした。

     (ブルームバーグより一部抜粋)

上記の調整局面入りとは10%下落、弱気相場入りとは20%下落の事をいう。
米国株の下げが大きくなってきた背景に、利上げが目前に迫っていることも
大きな理由だと思われる。
長く横ばい状態が続いた米国株がさらに上昇するのが難しいのであれば、後は
下落していくのが自然な気もする。
2015/08/16

人民元切り下げの影響

中国人民銀行は、元相場設定における市場の役割を拡大すると表明。
12日までの2日間で元はこの21年で最大の下げを記録した。
ベトナムが通貨ドンの変動幅拡大を12日に発表するなど、アジアの政策当局者は
対応に追われた。

人民元安の一段の進行は、通貨引き下げ競争を引き起こす恐れがあるほか、輸出価格や
商品相場の下落で世界的にデフレが拡散する可能性がある。
ヘッジファンド、SLJマクロパートナーズの共同創業者は「11日までは米中が他よりも強い
通貨の責務を共同で担っていた。しかし中国が脱落したとみられる中で、米国が単独で
この責務を負うことになろう」と指摘。
この結果、米国の収益率や輸出は押し下げられ、中国とアジアがデフレを世界に
輸出することになるはずだと述べた。

     (ブルームバーグより一部抜粋)

今回の人民元切り下げは、マスコミなどで言われている理由ではなく、中国版QEを
成功させる為のものいう意見がある。
もしそうであれば目的が明確なだけに、またさらに切り下げが行われる可能性がある。
追加の切り下げがあった場合、世界経済に大きな影響を与える事になりそうだ。
2015/08/09

米株、大天井サイン点灯か

米国株に大天井サインが点灯との見方がある。

「割ってはいけない安値を下回り、米国株は6年間の上げ相場の大天井を確認した」。
SMBC日興証券のチーフテクニカルアナリストは断言する。
「割ってはいけない安値」とは、3月11日安値の1万7635ドルだ。
7月24、27日と2営業日連続でこの水準を割った結果、ダウ平均のチャートは
「典型的な三尊天井を形成した」という。

「米国株はここ数年、1株利益の成長率が1ケタ台なのに株価上昇率は2ケタ台。
バイオとソーシャルメディアの好調2業種に支えられた指数は2割ほど割高」
との見方がある。
その割高感を修正するきっかけになりそうなのが、ほぼ10年ぶりの利上げだろう。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

上記の三尊天井とは、2015年3月2日の18288ドル、5月19日の18312ドル、
7月16日の18120ドルの3つの高値。
仮にこの3つの高値が三尊天井だとしても、大天井のサインかは分からない。
大天井とは、6年間の上昇ぐらいではないだろう。
過去数十年間の上げ相場の最後の高値が大天井となると思っている。
2015/08/02

NY株、半年ぶり安値

中国株式市場の動揺が米国市場にも広がってきた。
中国景気減速への懸念から商品相場の下げが続き、資源関連株への
売りが止まらない。

ダウ平均は27日にほぼ半年ぶりの安値となり、昨年末より約2%の安い水準で推移。
昨年末比の騰落率は日経平均株価(16%高)やドイツ株価指数(12%高)を
大きく下回る。
市場では株価がさえない主な要因は業績との見方が多い。
米主要企業の4~6月期決算について、24日時点で前年同期比0.3%の減益だった。
14年4~6月期は9%近い増益を保っていた。

S&P500種株価指数でみると、年初来で「エネルギー」はマイナス13%で
最も大きな下落幅を記録した。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

今年に入って米市場がさえないようだが、原因は中国不安や業績だけでは無いように思う。
やはりFRBによる金利引き上げが近づいている事も影響している気がする。
今後、徐々に金利が上昇することを考えると、米市場が下落するのは必然であり、
下落幅によっては世界市場にも影響がありそうだ。