2015/06/28

上海株が急ブレーキ

上海総合指数は26日、前日比7.4%安と急落した。
12日に付けた約7年5か月ぶり高値からの下落率は19%に達する。
個人のパニック売りが膨らみ、上海と深圳市場の合計で約2000銘柄が
ストップ安水準まで下落した。

中国では一部の大都市で住宅価格が上昇に転じるなど、経済に安定の
兆しがあらわれている。
この結果、これまで相場上昇を支えてきた追加緩和期待が後退し、逆に
急ピッチの上昇に対する不安感が強まっている。

中国では証券口座数は2億を超え、全人口の15%が株式投資を手掛ける。
売買の6~8割を占める個人の多くが企業業績や景気指標ではなく、過去の
値動きに基づいて売買するため、いったん下落に転じるとパニック売りが広がる。

さらに信用取引が相場変動を加速している。
中国の信用取引残高(上海と深圳の合計)は、25日時点で2兆1784億元
(約44兆円)で、1年で5倍超に膨らんだ。
加えて中国は統計に含まれない違法な信用取引が相当存在する。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

ほぼ一直線に上昇していた上海株が急落したが、上昇幅から考えるとまだ小さい
下落幅であり、さらなる下落があっても不思議ではない。
この急落によって、やっと中国株の投資対象を探すタイミングになった気がする。
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2015/06/21

低インフレ終了を予告

モルガン・スタンレーのエコノミストチームは、「世界経済のかなりの部分で
インフレは再膨張しようとしている、あるいはすでに再膨張している」と言明。

低インフレ環境の国、もしくは物価圧力が弱い状況が長期化している国は
世界の7割を占めている。
こうした諸国のインフレ率は現在0.4%だが、これが今年の年末までに1%に、
来年は1.9%に上昇する見通し。

そうなれば中央銀行の政策運営に対する抑制が弱まり、来年末になっても
インフレ率が目標を大きく下回るのは日本と英国、中国、韓国だけになる。
現在そのような状態にあるのは米国とユーロ圏を含めて15か国・地域に上る。

市場が現在織り込んでいる物価見通しはこれよりずっと低く、こうした物価上昇が
現実となれば金融市場を驚かすには十分だと指摘。
動揺が起きる可能性はあるものの、インフレ率上昇はなおも朗報であり、銀行株を
中心に株式市場は新たな環境の恩恵を最も享受することになるだろうという。

その理由は、インフレと経済成長は依然として通常より穏やかな上昇軌道にある為、
中央銀行はまだブレーキを踏まないからだと分析した。

     (ブルームバーグより一部抜粋)

中央銀行がブレーキを踏む(金利を上げる)のがいつなのか分からないが、遅くとも
数年先には金融市場の転換点が来ると思われる。
その時に慌てないように、事前に心づもりが必要だろう。
1990年の日経平均暴落、リーマンショックなどの経験から、そう感じる。
2015/06/14

嵐の債券市場

世界的な債券相場急落の避難所となってきた、投機的格付けのジャンク債も
ここにきて総崩れの流れにのまれ、5月末以降1%近く値下がり。
投資家は逃げ出し始めており、高利回り債で運用する2本のETFから過去
1週間に15億ドル(1900億円)を引き揚げたことが集計データに示されている。

これは今年1-5月に4.8%上昇した債券市場の先行きの暗転を示すもので
ジャンク債の投資家も利回り上昇容認に限界があることを示唆している。

ブラックロックのマネジングディレクターは、高利回り市場がインフレ見通しの
変化にある程度の抵抗力を見せてきたと指摘。ただ米連邦準備制度の利上げ
時期見通しの変化に伴う一連の金利上昇が続けば、こうした抵抗力も妨げられる
恐れがあると述べた。

ブラックロックの高利回り債ETFは8日までの6営業日で、1.6%下落、9億4050
万ドルの資金が流出した。
ステート・ストリートのジャンク債ETFは1.7%下げ、5億7170万ドルが引き揚げられた。

     (ブルー具バーグより一部抜粋)

世界的に債券市場の下落が進んでいるようだ。
今年に入って債券相場が上昇し過ぎた反動があるかも知れないが、これからさらに
下落する可能性も否定できないだろう。
株式・債権ともに順調すぎるほど上げてきたが、金融緩和の出口戦略とともに
大きく下がる事になるかも知れない。
2015/06/07

業績の上方修正期待銘柄

2016年3月期の上場企業の経常利益は、前期比9%増えて2期連続で
過去最高を更新する見込みだ。
アナリスト予想に比べて会社予想が控えめで、期中に上方修正する可能性が
高い銘柄をランキングした。

   業績の上方修正期待が強い割安株
           予想PER    会社予想に対するアナリスト予想の情報乖離率
1  JAL      10,7倍        13%
2  トヨタ     12.0倍        10%
3  JFE      12.5倍        14%
4  川崎汽    12.8倍        20%
5  日野自    13.0倍        12%
6  神戸鋼    14.1倍        13%
7  大ガス    14.1倍        13%
8  ホンダ     14.6倍       10%
9  アルプス   15.6倍        17%
10 ふくおかFG  15.6倍       13% 
(注)東証1部の3月期企業で時価総額2000億円以上。
   予想PERが低い順に並べた。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

期中に上方修正があった場合、修正幅が大きいほど株価が上昇する可能性が高い。
ただ、上方修正期待銘柄として事前に企業名が出ている場合、どのような動きに
なるのか分からない。
それでも知っておいて良い情報かも知れない。