2014/01/26

金1000トン、欧米から中国へ

香港経由で中国大陸に移動した金地金は、13年1月~10月で1263トン。
前年同期比2倍で12年通年実績を上回る。

スイスから香港への金輸入量は13年1~10月に793トンと前年同期の
131トンから大幅に増加した。
スイスはイギリスからの輸入量が13年1~9月で1141トンになり、
前年同期の13倍に膨れ上がった。
イギリスからスイスへの輸出増は、投資家が金関連商品の投資先を
つけ替えた事にともなう倉庫間の移動が大半とみられる。

中国の地金・金貨需要は12年10月から13年9月までで996トンになり、
同時期のインドの978トンを上回った。

ただ、14年以降はこれまでのような大量放出が続くとの見方は少ない。
金ETF残高はリーマンショック以降に積み上がった部分が、この1年で流出。
中国の需要見通しも割れている。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

上記の記事から中国へ金の流入の凄さが見えるが、輸入規制を強めたにも
かかわらず、インドの金輸入量の多さにも驚かされる。
今後もインドは年1000トン前後の金輸入が続くと思われ、中国も国家備蓄
1万トン目標に向かって進んで行くのではないだろうか。
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2014/01/19

米業績に「上げ底」疑惑

米市場の相場を支えたのは量的緩和(QE)と企業業績。
QEの底上げ効果が細るのは既定路線だが、実は業績にも上げ底疑惑がある。
主要500社の最終利益は、昨年7~9月期までの8四半期で平均4.7%
増えたが、1株利益でみた増益率は5.6%に達する。

主因は企業の自社株買いだ。
発行済み株式数が減り1株あたりの利益が増えるからくり。
「年5000億ドルもの自社株買いこそ相場上昇の主因だ」とビル・グロス氏。
主要500社の80%に広がっていて、借金して自社株を買う企業も多い。
企業は市場価格で自社株を買う一方、幹部社員へのストックオプション
などの形で、安く株式を発行している。
行き過ぎた自社株買いは、将来への研究開発や設備投資を損なう面がある。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

米企業の自社株買いが増えていると聞いていたが、80%は予想以上だった。
さらに借金してまで買っているのは、異常としか思えない。
幹部社員へキックバックのような形もあり、行きつくところまで行った感じも
するが、どうなのだろう?
QE終了・プラスαのマイナス材料が出てきた気もする。
2014/01/12

金実需、プラス転換へ(日本)

遅くなりましたが、本日よりブログを再開します。
今年もよろしくお願い致します。


地金やコインなど金の現物需要が転換点に差し掛かってきた。
消費者物価指数(CPI)が上昇し、モノの値上がりが意識される中、インフレへの
備えを理由に金の現物買いが増えている。
田中貴金属グループの金地金販売量は、昨年4~9月で前年同期比90%増の
22.4トンで、買い取り量の17.3トンを上回った。
10~12月も販売の方が多かった。
今年度は9年ぶりのプラスになる可能性が高い。
こうした状況は三菱マテリアルも同じ。

欧米の動きは日本とは対照的だ。
欧州の需要は金額ベースで昨年7~9月まで前年同期比で5期連続でマイナス、
米国も7~9月に減少に転じた。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

日本でインフレ懸念から金買いが出てきたようだが、金の現物市場に与える
影響は大きくないと考えている。
それでも金を買う日本人が増えてきたのは喜ばしい。
日本がインフレになるとすれば、その主な理由は円安と考えられ、円安は円建て
の金価格を上昇させる。
ゴールドはインフレと円安のヘッジになる。
ちなみに欧(主にイギリス)米の金売りは、ほとんど中国が吸収したようだ。