2013/10/27

金地金売買量

貴金属大手の田中貴金属工業は、1~9月に買い取った金地金が30.6トン
となり、前年同期比50%増え、昨年の実績を上回った。
販売量も28.0トンと昨年の年間実績を超えた。
金相場が4月以降大きく変動したため、売買が活発だった。

金の国内価格は2月に高値を付けた一方で、4~6月は30%下落。
国内の消費者は高値で金を売り、安値で買う傾向が強い。
買い取り量は6月までに、前年1年間と比べ99%とほぼ肩を並べている。
7月以降は買い取り、販売ともに低調となった。
他の地金商でも足元の売買は低調で、消費者が保有していた地金の売却は
一巡したとの見方も出ている。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

金地金の売却だけでなく、消費者の購入も増えたのは意外だった。
日本の消費者の金に対する考え方に、少し変化が出てきたのだろうか?
いずれにしても金保有がゼロだと、資産を守る点でリスクが大きくなる。
今のような激動の時代に、金保有がリスクヘッジとして必要な事は
過去の経済の歴史を見ても明らかと思われる。
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2013/10/20

経済の耐久力(東南アジア主要国)

2013年6月末時点で、短期債務に対する外貨準備の割合はフィリピンが
約8倍強、マレーシアが4倍弱、タイは約2.5倍、インドネシアは約2倍に
なっている。

フィリピン経済の耐久力が目立っているのは、海外で働く労働者からの年間
2兆円強の送金で外貨準備が積み上がっているからで、国債利回りや通貨
ペソ相場の安定につながっている。
労働者からの送金はGDPの約1割に相当する。

     東南アジア主要国の国債利回り
        10年物国債利回り  1年前との比較(ポイント)
インドネシア   7.969%       ↑2.77
マレーシア    3.798%       ↑0.29
タ イ       3.886%       ↑0.37
フィリピン     3.6%         ↓0.55
シンガポール   2.37%       ↑1.07

     (日本経済新聞より一部抜粋)

フィリピン経済の耐久力の強さは意外だった。
海外の株や債券に投資する場合、その国の通貨の安定は重要な条件になる。
ベトナムのように株価が上昇しても、毎年のように通貨ドンの切り下げが
あっては、怖くて投資できない。
タイやマレーシアももう少し耐久力が欲しい気がする。
2013/10/13

アメリカ経済の変調

金融危機後、FRBの成長率予想が楽観的すぎた理由は、想定外の生産性
の低下が原因だと分かった。

生産性は、いわば経済の効率。
労働人口の伸びとともに、経済の巡航速度を示す「潜在成長率」を決める。
FRBが想定してきた潜在成長率は年2.5%前後。
米労働人口の伸びを0.7%とすれば、生産性の上昇率を1.8%とみている。
だが、目安になる非農業部門の生産性上昇率は、過去2年の平均が0.8%。
FRBの想定がかなり高めだった可能性がある。

米生産性の上昇率は、1990年代半ばまでの20年間の平均が年1.5%、
2000年代半ばまでの10年間は年3%ほど。
それが急低下した原因は08年の金融危機後の設備投資抑制だ。
また、生産性を飛躍的に高めたITの発展が一服した点も指摘される。

       (日本経済新聞より一部抜粋)

今回の日経の記事は私には難しく、うまく抜粋出来たか不安がある。
上記から米経済の生産性が低下している事実と、低下した要因は分かって
貰えると思う。
ただ、生産性が低下した経済だと低めの成長率でもインフレ圧力が増し、
FRBによる利上げが想定される事の理由を説明できなかった。
結論になってしまうが、FRBの言う長期にわたり、低金利を保つ事は
難しいと思われる。
2013/10/06

世界建設業ランキング

新興国でインフラや都市開発が相次ぐアジアでは、建設市場の拡大が続く。
旺盛な内需を背景にした中国企業や、海外案件の獲得に積極的な欧米企業が
売り上げを伸ばしている。

   世界建設業ランキング
     2000年              2012年
1位・・・バンシ(仏)          中国鉄建(中)
2位・・・大成建設(日)         中国中鉄(中)
3位・・・ブイグ(仏)           中国建築工程(中)
4位・・・ベクテル(米)         ACS(スペイン)
5位・・・ホッホティーフ(独)      バンシ(仏)
6位・・・鹿島(日)            中国交通建設(中)
7位・・・清水建設(日)         ホッホティーフ(独)
8位・・・大林組(日)           ブイグ(仏)
9位・・・スカンスカ(スウェーデン)   中国冶金加工集団(中)
10位・・・竹中工務店(日)       ベクテル(米)

世界の建設市場は2012年の6兆444億ドルから、2020年には8兆
2814億ドルになると予測されている。
その内、アジア太平洋地域で45%を占めるとの予測がある。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

中国企業が上位に並んでいるのは分かる気もするが、日本企業がベスト10
から姿を消したのは、どういう事だろう?
欧米の企業が残っているのと対照的だ。
ただ、中国企業が多すぎる感もあり、10年後はまた変化があるかも知れない。