2013/08/25

海外公的年金が日本株に

年金基金など海外の公的マネーが日本株への投資を拡大している。

フランスの公的年金基金は、500億円規模の日本株投資を始める。
中東のファンドも今年に入って、合計700億円の日本株運用を始めた。
アベノミクスで景気が回復するとの背景がある。

スウェーデンの政府系運用期間も3月、三井住友信託銀の日本株ファンドに
数百億円の資金運用を委託した。
年金基金や政府系ファンドは数年単位で息の長い投資を行う。

東京証券取引所によると、1月から7月までの外国人投資家の日本株
買い越し額は約9兆円と、昨年1年間の3倍に達した。
長期投資中心の海外の公的マネーの流入が続けば、日本の株式相場の
下支え要因となりそうだ。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

海外の公的マネーがアベノミクスを期待して、日本株に投資を始めたようだ。
ただ、個人的にアベノミクスが上手く行く可能性はゼロだと思っている。
財政再建の道筋が何も示されていないからだ。
過去の海外の成功例を見ると、歳出カットと増税の割合が7:3ぐらいに
なっているが、日本は要となる歳出カットが無いに等しい。
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2013/08/18

金ETFから資金流出

金の上場投資信託(ETF)から投資資金が大量に流出している。
金の調査機関ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)の調査で、4~6月の
金ETF市場は402.2トンの流出超となった。

金のETF市場は2012年まで増加していたが、13年初から減少に転じ、
6月末時点で2065トンと年初比20%縮小した。
売り手の多くはヘッジファンドを中心とした短期投資家とみられる。

著名投資家ジョン・ポールソン氏が運用するファンドが、提出した報告書に
よると代表的な金ETFスパイダーの保有残高は、6月末時点で約31トンと
3月末比約50%減少。
ジョージ・ソロス氏のファンドも同ETFを同時点ですべて放出していた。

金相場は4~6月に23%値下がりした。
中国やインドの需要をETFからの流出が相殺。
WGCによると世界の実物投資需要は4~6月に105トンと前年同期比
63&減った。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

金ETFからの流出が最近増加に変わってきている。
また、ヘッジ売りの主役だった米大手金融も買いに転じてきた。
その為か金先物価格が上昇しているが、調整期間が終了したか分からない。
また、下落する可能性も否定できないだろう。
それでも大きな流れに変わりはなく、中長期的に上昇して行くと考えている。
2013/08/11

産金会社のヘッジ売り

産金会社が金価格の一層の下落から身を守るため、ヘッジと言う手段が
復活してきている。
大手はまだ再開していないが、中小の産金会社はこの数か月でヘッジに
動いたと銀行幹部は見ている。
鉱山会社が「短期ヘッジ契約を協議しようと金融機関に列をなしている」と
仏ソシエテ・ジェネラルが顧客レポートで指摘した。

金が10年に及ぶ上昇相場に入り始める直前の1990年代後半には
ヘッジが一般的だったが、金価格が最高値を付けた2011年までに
ほぼなくなった。
金先物のヘッジ総量は、ピークだった90年代末の年間需要の75%から
2.5%まで減少。
この3~6か月で過去3~5年間より多い金のヘッジ売りが出ている。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

中小鉱山会社がヘッジ売りを再開したようだが、金価格に与える影響は
さほど大きくないと思われる。
大手も再開する可能性があるが、ヘッジで大きな損失を出した過去から
大規模なヘッジ売りは難しいだろう。
金価格の先行きに強気な考えは、今後も変わらない。
2013/08/04

アジア各国の外貨準備高

アジアの外貨準備が増えている。
アジア新興国の合計で、今や先進国合計を上回る。
外貨準備は、自国通貨の安定のために為替介入などを行う原資となる。

政府・中銀が保有する外貨準備高(米ドル)
       (2000年末)     (2012年末)
中国      1682億       3兆3300億
日本      3549億       1兆2271億
台湾      1067億         4031億
韓国       961億         3232億
インド       379億         2705億
シンガポール   799億         2590億
タイ        320億         1733億
マレーシア    283億         1377億
インドネシア   285億         1088億
フィリピン     130億          734億

     (日本経済新聞より一部抜粋)

アジア各国の外貨準備高は軒並み増えているが、保有するゴールドの割合は
国によって違っているようだ。
金保有を増やしている国は、中国、韓国、インド、タイで日本および残りの国は
ほとんど変わりがない。
米ドル・ゴールドともに中国が飛びぬけて多く保有していて、あらためて中国の
強さを認識させられた。