2013/04/28

ユーロ圏の憂鬱

ユーロ圏の危機脱出が遠い。
景気低迷下の改革停滞やキプロス問題の余波が響き、金融支援を受けた国の
財政再建計画に狂いが生じている。
アイルランドとポルトガルに対して、融資期間を最大7年間延長し、現在の
15年前後から伸びる。
ユーロ圏の金融支援は2010年のギリシャから始まり、手続き中のキプロスで
計5カ国になる。
また、新たにスロベニアが深刻な銀行危機に直面している。

   ユーロ圏・国際通貨基金による金融支援
ギリシャ     10年5月と12年3月で計2400億ユーロの支援を決定。
          その後、支援を見直し。
アイルランド   10年末に850億ユーロの支援を決定。
ポルトガル    11年5月に780億ユーロの支援を決定。
スペイン     最大1000億ユーロの支援を決定へ。
キプロス     最大で100億ユーロ(約1.3兆円)の金融支援を決定。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

ユーロ諸国への金融支援が5カ国になったが、これで終わりとは言えない。
ユーロ圏全体の景気低迷が続いている中、財政再建を行うのは難しく、
他にも幾つかの国が財政再建しなければならない。
また、ユーロはアメリカのように紙幣を大量にばら撒くことが出来ない。
新たな危機、深刻な危機が訪れる可能性も否定できないだろう。
スポンサーサイト
2013/04/21

「金」1300ドル台へ急落

NY市場の先物相場は、12日・15日の2日間で13%(約200ドル)下がり、
約2年前の水準まで落ち込んだ。
中国など新興国景気に不安がくすぶるなか、米国景気は長期低迷を抜けつつ
あり、投資マネーは米国債や米国株に流れ始めた。

米大手証券が投資家に金の売りを推奨した10日前後から、チャート上の
節目を狙ったヘッジファンドなどの売り攻勢が始まった。
12日のNY市場の寄り付きでは、10トン単位の売り注文が並んだ。
ファンドなどの金先物売り残高は8万4千枚(1枚は100トロイオンス=
約3.1キログラム)と、リーマンショック後に一時681ドルまで急落した
2008年10月を大きく上回る。

世界最大のデりバティブ市場CMEで15日、金先物の売買高は75万枚となり
過去最高を記録した。
量に換算して2300トン強と、年間の鉱山生産量に近い。
そこにはコンピューターによる高頻度売買(HFT)が存在感を増す。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

今回の金価格急落が、大手金融機関などによる大規模な先物売りによって
惹き起こされた事がうかがえる。
現時点では成功しているようだが、世界の現物市場で金の品不足の情報が
幾つか入ってきている。
先物対現物では、いずれ現物が勝つことになるだろう。
その時まで我慢するしか無さそうだ。
2013/04/14

「NY金」4%急落

12日のNY商品取引所の金先物相場は、キプロスの金売却計画などの報を
手掛かりに、テクニカルな売りがふくらみ、急落した。

前日終値比63、50ドル(4、06%)安の1オンス1501、40ドルと、
2011年7月1日以来の安値で終了。
一時、1491、40ドルまで売られた。
朝方から軟調だったが、1540ドル近辺の下値支持線を割り込むと次々に
ストップロスの売りが誘われ、一気に心理的節目の1500ドルを抜いた。

相場急落の背景について、CPMグループのアナリスト、サバント氏は「特段の
材料はなく、さまざまな要因が重なった」と指摘。
キプロスの金売却計画、ゴールドマン・サックスが今年と来年の金価格予想を
引き下げていたことも見直されたもよう。
同氏は「2011年8月のピークに比べて20%以上安い水準にあり、すでに
弱気相場に入っている」と分析した。

     (ロイターより一部抜粋)

アナリストが言う弱気相場がどの程度のもの分からないが、個人的には
短期的なものと予想している。
ゴールドが置かれている環境は何も変わりなく、中長期的に上昇する要因が
数多く働いている。
今回の下げがどの程度まで行くのか予想は難しいが、いずれまた再上昇して
くると確信している。
2013/04/07

バフェット氏の成功

ウォーレン・バフェット氏が2008年からの金融危機時に手がけた
金融株が収穫期を迎えている。
株価が大きく下がった局面で大胆に買う投資手法が高い収益を生んだ。
バフェット氏は「独立した考えを持たなければ成功しない」と語っている。

ゴールドマン・サックス(2008年9月)
 優先株50億ドル、普通株取得権
 ⇒優先株買戻しで約16億ドルの特別配当(11年4月)
 ⇒ゴールドマンの大株主に(13年10月)
ゼネラル・エレクトリック(08年10月)
 優先株30億ドル、普通株取得権
 ⇒GEが割増金(3億ドル)を払い優先株を買戻し(11年10月)
バンク・オブ・アメリカ(11年9月)
 優先株50億ドル、普通株取得権
 ⇒年間3億ドルの配当金
 ⇒直近株価は当時の6割高

     (日本経済新聞より一部抜粋)

バフェット氏はアメリカの未来は明るいと予想し、多額の株式を購入して成功。
ところがアメリカの未来は暗いと予想し、米ドル資産をすべて売却、別の
投資をしているジム・ロジャース氏も成功している。
リーマンショック後、考え方が真逆な二人が成功しているのは違和感がある。
二人の考え方の違う投資は、いずれどちらかが勝利する気がする。
そしてロジャース氏が勝利すれば、私自信も目標達成できるかも知れない。