2012/12/23

FRBの限界

FRBは、国債の単一銘柄当たりの保有上限を70%に設定している。
複数のアナリストによると、保有比率は一部の銘柄ですでに70%に到達。
「期間6年以上の国債の約3分の1は、FRBが保有している」という。

FRBは昨年、中国を抜き、世界最大の米国債保有機関となった。
FRBの米国債保有残高は1兆6000億ドル以上。
財務省によると、連邦政府の債務残高は推定16兆3000億ドル。

ただ、クレディ・スイスの金利ストラテジストは「FRBが70%まで
買い入れると想定した場合でも、まだ3000億ドル以上、買い入れ
可能な国債が残っている」としている。

     (ロイターより一部抜粋)

FRBが今後、買い入れ可能な米国債は3000億ドルぐらいだと
言う事が分かった。
この金額で本当に十分なのだろうか?
FRBの限界が近づいているのかも知れない。

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今日で今年最後のブログにしたいと思っています。
1年間、訪問して頂き、また拍手にクリックして頂き、有難うございます。
来年は1月6日から再開する予定です。
少し早いですが、良いお年をお迎えください。
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2012/12/16

金、投機資金が流出

金市場から投機資金が流出し始めた。
「財政の壁」問題の不透明感を背景にファンドがいったん利益確定売りを
増やしたためだ。

NY市場の金先物価格は、直近高値の11月下旬に比べ約3%安い水準で
推移している。
金価格の低迷は「ファンドが手じまい売りを増やし、投機資金が流出して
いる」のが主因。
NY市場の建玉は直近ピークから約13%減った。

ただ、金価格が1700ドルを下回ると中国やインドが実需の買いを入れる
と言われる。
再び債務危機が意識されれば、金は安全資産として買われる可能性がある。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

ファンドの手じまい売りによる金価格下落は過去にもあった。
また、「財政の壁」問題はどういう形で決着しても、金価格に与える
影響は一時的なものと考えている。
1700ドル前後で金価格が停滞しているが、いずれ近い将来に上放れる
と予想している。
ただ、いましばらくの我慢が必要かも知れない。
2012/12/09

中国株「一人負け」

中国で株価低迷が続いている。
上海総合指数は5年前の最高値の3分の1以下の水準に沈み、世界の
株式市場で一人負けの様相。
3日の上海総合指数は1959.767で引け、年初来で11%の下落。
香港ハンセン指数は年初来18%の上昇と、対照的な動きになっている。

中国株式市場参加者の70%が個人投資家とされる。
雰囲気しだいで株価は一方に振れやすい。
中国の家計は先行き不安から預金を増やし、株式から資金を引き揚げる
傾向が強まっている。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

上記の記事が載った翌日の5日から上海総合指数が急騰した。
3日の安値から約5%ほど戻している。
最高値から3分の1下落した水準は、底値の一つの目安とされる
「半値八掛けに二割引き」になる。
ただ、過去の株式市場で3分の1より大きく下がった事が何度かあり、
今回も3日が大底だと判断できない気がする。
まだ一波乱あるかも知れない。
2012/12/02

日本売りを探るヘッジファンド

「日本国債バブルの崩壊」を次の一大チャンスとにらむヘッジファンド
が増えている。
米ヘッジファンドのカイル・バス氏は、GDP比での公的債務残高が増大し、
高齢化の進展や経常収支の悪化を機に、ついに転換点が迫っていると指摘。
だが、これまでも似たような状況はあった。
最も経験豊富なファンドでさえ、4年連続で損失を出している。
ソシエテ・ジェネラルのアナリストは、日本国債の利回り上昇を期待する
のは「虹を追いかけるようなものだ」と語っている。

ただ、英オードリーキャピタルで「日本売り」専門ファンドが新設された。
運用者は自民党の安倍首相が誕生すると、日銀は金融緩和に積極的になり、
外債購入の可能性が高いという。
その結果、日本国債の利回りが2%に上昇する事もありえると予測する。

   (日本経済新聞「英フィナンシャル・タイムズ引用」より一部抜粋)

4年も日本売りで損失を出しているのに、まだ日本売りを続けようと
しているのには驚く。
確かに日本の公的債務は莫大だが、日本国債が暴落する場面が身近に
せまっているかは疑問だ。
日本にはFRBが行ったようなQEという「禁じ手」も残っている。
いずれ日本国債暴落が現実になるとしても、まだ先のような気がする。