2012/04/22

スペインの銀行危機

スペイン中央銀行の公表によると、スペインの銀行の不良債権は2月時点で
融資残高の8.2%に達した。
1994年10月以来の高水準となった。
返済が遅れている融資は38億ユーロ増加し、1438億ユーロになった。

また、住宅価格は2007年のピークから22%の下落になり、銀行の
不動産関連債権3000億ユーロのうち、すでに1760億ユーロが問題債権に
なっているようだ。

     (ロイターより一部抜粋)

上記からスペインの住宅価格の下落はまだ22%であり、今後さらに下落して
行くのは間違いないと思われる。
加えて高い失業率、国の財政再建などを考えると、今後好景気になる可能性は
ほとんどなく、むしろ深刻な不景気になりそうだ。
19日の国債入札は無事終えたが、次回からはどうなるか分からない。
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4月28日~5月6日までのゴールデンウィーク中、一時ブログを休止
させて頂きます。
次回は5月13日の日曜日から再開出来たらと思っています。
その時はまた、よろしくお願いします。
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2012/04/15

深刻な若年失業率(南欧州)

南欧州各国で若年層の失業が深刻になってきた。

25歳未満の失業率は、スペイン、ギリシャが約50%と二人に一人という
高水準になっている。
次いでポルトガル、イタリア、アイルランドが30%以上。
フランスが20%以上となり、ユーロ圏平均でも20%を超えている。
南欧は労組が強く中高年の雇用が守られる分、若年層にしわ寄せが及ぶ。

また、失業率を引き上げているのは「ヤミ就労」の横行も一因。
納税を逃れるため、正式な雇用契約を結ばないケースも少なくない。
南欧ではGDPの20%前後が「ヤミ経済」と試算されている。

     (日経新聞より一部抜粋)

実質破綻して救済中のギリシャはともかく、スペインの若者の失業率の
高さは驚くべき水準だ。
スペインは今年、住宅価格が過去最大の下落率になる見込み。
12~14%の値下がりが予想されている。
次の救済はスペインという噂もデタラメでないかも知れない。
2012/04/08

金トレーダー弱気に

金トレーダーが今年に入って初めて弱気になっているようだ。
FRBが追加刺激策を行わない可能性と、インドの宝飾業者が新税に
抗議して営業を停止していることが背景。

アナリスト29人を対象にした調査で、15人が来週の金相場は下落すると
予測し、5人が中立姿勢を示した。
下落と中立を示した割合が昨年12月30日以降で最大となった。

インドの金輸入量は3月に最大81%減少し、4~6月も40%落ち込む
可能性があるようだ。
インドの宝飾業者は5日時点で、20日間連続で営業を停止している。
アナリストはストライキの長期化を懸念している。
 
     (ブルームバーグより一部抜粋)

インドは中国と並び、金の世界2大輸入国になっている。
それだけに金輸入量の大幅な落ち込みは、金価格に大きな影響があると
思われるが、ストライキは長く続かない気がする。
また、1600ドル台であれば中国や欧州は抵抗なく買うだろう。
中国などは金を大量に備蓄できるチャンスと考えているかも知れない。
2012/04/01

金価格の変動要因 Ⅱ

金価格変動要因は、2010年2月に書いた時と基本的に変わっていない。
ただ、金価格は1100ドルぐらいから1600ドル台に上昇している。

金価格変動要因は主に8つあるが、現在もそのうち6つが金価格上昇に
働いている。
ドル信用低下、原油価格の高騰、低金利時代、戦争・紛争の勃発、
社会不安の台頭、金融不安の台頭の6つだ。
残りの2つである株・債権価格とインフレについては、まだ上昇に
働いていないようだ。
それでも金価格が上昇してきたのは、6つの要因が2年前より広く、強く
影響を及ぼしているからと思われる。

金価格が一時1900ドルぐらいまで上昇した、2011年8月をピークに
現在まで調整が続いている。
今後、2000ドルを突破して上昇していく為には、株価の大きな下落など
残りの2つの要因が上昇に働く事が必要かも知れない。