2010/04/25

ハイパーインフレの世界

最近マスコミでハイパーインフレについて言われるようになったが、どんな世界
なのか1920年代のドイツ・ワイマール時代から少し覗き見られそうだ。


第一次世界大戦に敗退したドイツは戦勝国に支払う賠償金のため、
マルク紙幣を大量に刷り始める。
その結果、物価が急激に上昇する事になり、笑えない
笑い話のような生活が始まる。
1922年に160マルクのパンが、1年後には150万マルクになった。
労働者は1時間ごとに給料をもらい、マルクの価値がなくなる前に買い物をした。
手押し車やスーツケースに札束をつめこんで食料品店に出かけた。
レストランでの食事の値段は、食べ始めてから食べ終わるまでの間に
2倍に値上がりしていたようだ。
借金をしていた人たちは突然に借金がなくなり、逆に貯金をしていた
人たちは全てを失った。
ただ、本当の資産家は金貨や食品工場のような実物資産を保有していたので
インフレの被害を受けなかった。
そして1923年の秋には、1ドルが1兆マルクになりドイツは破綻する。

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2010/04/18

ゴールドマン訴追の影響

ゴールドマン・サックス(GS)がSECから証券詐欺罪で訴追された。
裁判はこれからだが、仮に有罪となり多額の賠償金を払う事になっても
会社への影響は少ないと見られている。
また、ボルカールールと呼ばれる規制案が出されている。
自己勘定取引と銀行業務は分離すべきというのが、大きな主題に
なっているが、こちらが成立してもGSは大丈夫らしい。
GSの利益の多くは自己勘定部門なので、たとえ銀行業務を
放棄しても問題はないようだ。
ただ、他の米金融機関に関しては、どちらの影響も未知数。


アイスランドの噴火による経済的影響が懸念され始めている。
ヨーロッパ全体に広がり始めた噴煙の影響で、空による
物流が止まっているようだ。
この状態が長引くと大きな経済的損失になると見られている。

2010/04/11

円建て金価格の先行き

先週、国内先物金価格が27年ぶりの高値1グラム3490円をつけた。
いろいろな理由が言われているが、ただの通過点だと思っている。
ドル建て金価格は数ヶ月前に史上最高値をつけている。
円建ての最高値は1980年につけた1グラム6495円であり、
今はまだ半値ぐらいの水準。
当時の為替相場が1ドル220円台で、現在の90円前後の水準は
かなり円高にあるため、半値程度になっている。
当時のドル建て金価格は850ドルぐらい。


今後、ドル建て金価格は2000ドルに向けて上昇していくと
予想しているが、その時の為替水準によって円建て金価格は
かなり上下に差が出てくると思われる。
今と同じ90円前後であれば、円建てでも史上最高値をつけている
可能性が高いだろう。
50円ぐらいの円高であれば、現在と変わらない水準になりそうだ。
また、200円ぐらいの円安になっていると、1グラム10000円を
超えてくる可能性がある。
いずれにしても投資リスクは小さいと予想している。
2010/04/04

予想外の強さ

NYダウ月足チャートの10年移動平均線を3月は上回って終わった。
3月末にかけて下がっていくと予想していたが間違っていた。
過去に日経平均も2度、90年の暴落後に10年線を上回った事がある。
1度目は2000年で、3ヶ月でまた下へ大きく抜けていった。
2度目は2005年後半に上抜けてから3年間、10年線より
上の水準で推移していた。
今回のNYダウは、どちらのケースになるのだろう?
私の短期予想はよく外れるので、どちらとも言い難い。
ただその後、どちらのケースでも10年線を下回って推移しているので、
長期的な下落傾向という予想は変わっていない。


日経平均のベアファンドを所有しているので、今は精神的に
少し苦しい状況にある。
金額的には全体の10%ほどだが、まだ我慢が必要のようだ。