2017/08/13

2万円突破後に買われた銘柄

2万円付けた後の相場で、買われたのはどんな銘柄なのか。
東証1部上場企業で時価総額が5000億円以上に絞り、東証1部上場
全銘柄の予想PER(15.77倍)以下を対象に、買われながらも
依然として相対的に割安な銘柄を調べた。

   日経平均の2万円乗せ以降の相場をけん引した銘柄
           期間上昇率(%)   予想PER(倍)
1  住友鉱      25.6       15.2
2  菱ガス化     20.2       13.3 
3  JFE        18.8        8.7 
4  鹿島       18.0       13.1
5  JAL        17.0       12.4
6  大成建      14.2       14.4
7  東ソー       13.2      11.3
8  東京センチュ   12.7       11.4
9  三菱商       11.1        9.1
10 新日鉄住金    10.3       14.2
11 ANAHD      10.3       11.5
(注)期間上昇率は日経平均株価が2万円台に乗せた6月2日と
   8月8日の終値で算出。予想PERは7日時点。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

日経平均2万円上昇後に買われた銘柄があるようだ。
割安な好業績銘柄の人気が高い。
それでも今の時期に株価が上昇する銘柄を見つけるのは難しい。
やはり慎重姿勢が良い気がする。
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2017/08/06

グリーンスパン氏の警告

グリーンスパン元FRB議長は株式弱気派に対し、債券相場について
心配したほうがよいと警告した。
実際にバブルが発生しているのは債券市場であり、それが破裂した
場合には誰にとっても悪い事態をもたらすという。

グリーンスパン氏は、「どのような基準から見ても、実質長期金利は
あまりにも低過ぎるため、持続不可能だ」と指摘。
「こうした金利が上昇する場合、かなり急速に上昇する公算が大きい。
われわれが経験しているのは債券相場のバブルであり、それは
市場に織り込まれていない」と語った。

実質金利が上昇すれば、特に株式は債券とともに打撃を受ける事になる。
同氏の理論は「FEDモデル」として知られる。
このモデルに従えば、米株価は現時点で債券相場と比較して最も
魅力的な水準の一つにある。

グリースパン氏の論理では、金利が急上昇し始めれば、投資家は急速に
株式を手放すべきだということを意味する。

     (ブルームバーグより一部抜粋)

FRBが出口戦略を行った場合、金利が上昇すると予想されている。
もし急上昇すると、上記の記事のように米株価も下落する可能性がある。
世界中の株価への影響も考えられ、やはり今は強気になれない。
より慎重に考える時かも知れない。
2017/07/30

中小型株に投資妙味

株価指数に連動して投資するスタイルが定着した結果、業績内容に
見合った値動きをしない主力株に対し、投資戦略を描きやすい
中小型株に投資妙味を感じる投資家が増えてるようだ。

   中小型株には高値でも割安といった好業績銘柄が多い
 銘柄名     年初来上昇率     予想PER
サンワテク     90.9%       11.5倍
メイコー      90.4        13.7
シンフォニア    83.3        14.6
有沢製       46.9        14.7
MORESC      45.5        11.8

日経平均      4.4%       14.3倍
(注)時価総額1000億円未満で、今期営業増益見込み、
   24日以降に年初来高値をつけた銘柄を抽出した

     (日本経済新聞より一部抜粋)

株式投資を行う場合、PERが低い銘柄は買いやすい。
ただ、人気がないという証拠なので早期に動くかどうか判断が難しい。
半面、動き出すと大きく上昇する可能性がある。
         
2017/07/23

小売り・外食業の値上がりランキング

東証1部上場のうち、東証が「小売業」に分類する時価総額250億円
以上の企業を対象に、5月末と7月18日時点の終値を比較した。

   2月期決算小売り・外食業の株価上昇率
            3~5月期の      株価上昇率
            経常利益増減率
1 T-BASE       2.1倍        41.5%
2 パルHD       58.3%       23.1 
3 ハイデ日高      14.3        18.7
4 クリレスHD     11.9        17.8
5 ケーヨー       31.9        13.4
6 プレナス       66          12.1 
7 吉野家HD      2.6倍        10.6
(注)壱番屋は決算期変更のため比較せず。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

上記の8位以下は、株価上昇率一桁だったため省略した。
様々な逆風の中、利益を伸ばし、株価も上昇した小売り・外食業の
銘柄があるようだ。
ただ長期保有となると、この業界のリスク予想は難しい。
              
2017/07/16

安全資産バブル崩壊の足音

世界の金融緩和が転換期に入り、投資家がざわついている。
「安全資産」バブル崩壊という未体験の出来事が意識されるからだ。

安全資産とは米国債やドイツ国債、日本国債などだ。
これらの満期5年以下の国債は金融緩和で利回りが米国で1%台、
ドイツや日本ではマイナス0.1%前後になるほど値上がりした。
金融政策でゆがめられたバブルといえるが、欧米の景気拡大で一転、
金利上昇(値下がり)圧力が増してきた。

米独国債は合計約1900兆円の発行残高があるが、これらの値下がりは
玉突き的なバブル崩壊をもたらしかねない。
第一の玉突きは、米国では「FANG(フェイスブック、アマゾン、ネット
フリックス、グーグルの頭文字)」、日本ではソフトバンクや任天堂など
一部の人気株の下落だ。

年金運用を受託する投資顧問の保有額は過去1年に、FANG4銘柄で
1兆400億円、日本の人気株10銘柄で9800億円増加した。
人気株からの資金流出は債券の代替となっているネスレやNTTなど
低リスク株の割高感を強めた。 これが第2の玉突きだ。

世界の主な5つの低リスク株ETFの運用資産残高は6月末時点で
347億ドルと過去5年で12倍に膨らんだ。

     (日本経済新聞より一部抜粋)

次々と金融不安の材料が日経新聞に載せられている。
私の知る限り、このような事は過去に無かった気がする。
この多くの金融不安記事は警告であり、今後の異変に対する備えを
示唆するものだと考えている。
備えあれば患いなし、かも知れない。